引越しチップは渡すものなの？ | 京都で賃貸をお探しなら京都賃貸Fiveへご相談ください！

引越しチップ（ご祝儀）や引越し心づけとは、引越し当日に、作業員に対してお金をあげることを言います。この風習は、引越し業者の歴史にさかのぼると考えられています。

1960年代から1970年代の高度成長期を背景に、冷蔵庫や洗濯機などの電気機器や家具などを持つ家が増えてきました。荷物の増加に伴い、知り合いだけで引越しすることが難しくなり、少しずつ引越し業者を利用する家庭が増えてきたと言われています。それでも、引越し費用が高かったため、今ほど当たり前に引越し業者を利用することはなかったそうです。その後、バブル期に入り所得が増えたことで、一般的に引越し業者を利用することが多くなりました。この時代の引越しから、チップを渡し始めたそうです。

間違えて欲しくないですが、お金が余っていたからチップを渡していたわけではなく、少しでも引越しを円滑にするために、引越し作業員に心づけを渡し、引越しを頑張ってもらいたいと考えたからなのです。

さて、それでは引越しチップは渡した方が良いのでしょうか？現在は、どちらでも問題ありません。引越しチップを渡さなくても、引越しは順調に進みますし、引越しチップを渡しても、円滑に引越し作業が進むとは限りません。サービスが良く、頑張って引越し作業をしてくれたら、ジュースを買って渡すだけでも、感謝の気持ちは十分伝わります。引越し作業員も人間です。頑張ってくれた場合、言葉でも良いので、ありがとうの気持ちを伝えて頂けると、サイト運営者としても嬉しい限りです。

参考ですが、お金で引越しチップを渡す人は、今や少ないそうです。